今回は、ストーリーが面白いアニメ作品に絞ってランキング形式でまとめて紹介します。
個人的なランキングにはなりますが、色んなアニメを視聴してきたので、参考になる部分もあると思います。
特に好きなアニメを紹介しますので、ここに載せてるのは全てみてもらいたいところです。
「純情ロマンチカ」シリーズ。
BLというだけでみだらで下品なイメージを持たれやすいが、この作品は違います。主人公とそれを取り巻く人物たちの複雑な心理をうまく表現しつつ、少しづつ関係を確かなものにしていく過程が見れます。
おすすめ理由
観ているとこちらが恋愛をしているような気分になるくらいにもどかしさや愛おしいと思う気持ちにさせてくれます。出てくるぬいぐるみや、お菓子など、ちょっとしたところにも原作者の遺伝子を感じられてとても好印象な作品だと思います。
メインのカップル以外にもスピンオフのような形で同じ世界にカップルが誕生していく様が描かれていて、それらの完成度も素晴らしい。純情ロマンチカの世界は「世界一初恋」の世界と同じなので、観終わったらそちらもチェックするとより世界観を楽しめるのではないかと思います。
「Paradise kiss」
「NANA」でおなじみの矢沢あいが原作のアニメです。優等生の主人公がある日服飾学校に通う仲間たちに出会い、物語が始まります。
おすすめ理由
勉强しかしてこなかった主人公と、輝いた目で夢を追いかける仲間たち。Paradise kissという仲間たちが作り上げたブランドの服やアイテムに感激を受ける姿は年頃の女の子そのものです。
ブランドの創立者であるジョージと恋に落ちる主人公がまたたく間に美しくなっていく姿は見ものです。
最後まで観るとなんだか切ないような、これで良かったような気持ちになり、最後まで胸がきゅんとする作品。わかりやすいハッピーエンドよりこんな終わり方が原作者らしい気がして憎めないエンディングです。
「文豪ストレイドックス」
昔の文豪をイケメンにしただけのアニメ。そう思われがちだが、観てみると案外違う。文豪の名前がついた登場人物たちは、異能力と呼ばれる力が使え、主人公は何人かの文豪の名のついた登場人物の所属する探偵事務所で働くこととなる。主に横浜を舞台に繰り広げられるこの作品は、敵対するとあるグループとの戦闘も描かれる。戦闘には異能力が使われ、それぞれが持つ異能力がそれぞれの文豪の代表作の名前が付いていたりするのが面白い。作品に触れたきっかけに好きになったキャラクタの文豪作品を読んでみると更に楽しめる。文豪の名のついたキャラクタのファッションや性格も見どころのひとつだ。例えば太宰治なら自殺願望があったり心中相手を探していたりする。
「宇宙よりも遠い場所」
平凡な高校2年生の主人公、玉木マリ(通称キマリ)はある日、同じ学校の制服を着た女子が落とした100万円を拾ったことから、学校で変人と噂されている美少女、小淵沢報瀬と知り合います。
おすすめ理由
実は報瀬の母親は民間の南極観測隊員でしたが、南極で遭難して以来行方不明の状態が続いていたのでした。そんな母親を見つける為に、報瀬は南極に行くと周囲に宣言していたのですが、出来るわけがないと変人扱いされていたのでした。
キマリはそんな報瀬に感動し、自分も南極に行くと言います。そして高校を中退してコンビニでバイトをしている三宅日向や、アイドルタレントとして活動している白石結月も加わり、4人はぶつかり合いながらも次第に絆を深めていくのでした。
目的は「南極に行く」ということですが、4人の少女たちのそれぞれの心の中にある問題と向き合っていくストーリーは奥が深くて素晴らしかったです。お互いの存在が大切になっていく過程はまさに「青春」といった内容でした。
「モブサイコ100」
主人公の影山茂夫(通称モブ)は生まれつき、強大な超能力を持っていましたが特にそれを活かせる訳でもなく、学校の成績はいまいちで運動も出来ないままでした。
おすすめ理由
そして自身の師匠である霊幻新隆の経営する「霊とか相談所」で除霊のアルバイトをする日々を送っていました。しかし強大な超能力を持つモブは知らず知らずの内に謎の集団「爪」の陰謀に巻き込まれていくのです。
一見、ギャグの多いアニメに思えますが、主人公のモブが超能力があっても何の役にも立たない、超能力がなくても運動が出来たり、勉強が出来る人間の方がすごいという価値観はとても深くて考えさせられます。
そして周囲もそんなモブに影響されて少しずつ変化していく過程も素晴らしかったです。
「PSYCHO-PASS」
西暦2112年の架空の未来。人間の心理状態や性格までもを計測して数値化する「シビュラシステム」が導入された世界で、人々はシビュラによる監視社会を受け入れ、それに従って生きていました。
おすすめ理由
このアニメはかなり難しい部類のアニメでした。何度か視聴しましたが、なかなか理解しにくいところが多く、なんとも言えない気分になります。
ですがキャラクターやストーリー自体はかなり面白く、引き込まれる内容になっています。主人公と敵対する敵がかなり格好良く、そこがまた引き込まれる秘密でした。
ストーリー自体はかなり流れも発想も面白く、他に類を見ない内容で良かったです。主人公のあかねもかなり頼りないですが、全体を通すと彼女がいないと良い方向に進まないのだろうな、と感じる場面が多数ありました。もう1人の主人公・狡噛は顔も行動も格好良くて引き込まれる1つでした。
シビュラシステムにより、犯罪係数の高い人間はたとえ犯罪を犯していなくても潜在犯として拘束されてしまいます。主人公、常守朱は厚生省管轄の警察組織「公安局」の新人刑事として配属され、潜在犯である執行官を部下に様々な事件を解決していきます。
近未来の警察組織を舞台としたSFのような作品ですが、まるで海外ドラマのような深いストーリーと展開は素晴らしく、続きが気になっていきます。
予想を裏切るような展開やラストまでどうなるのか全く想像のつかないストーリーは、今までに見たことがないアニメ作品です。
「ゴールデンカムイ」
このアニメは全編に北海道の歴史であったり、合わせて観光地だったり名高き刑務所の1つ、「網走監獄」の歴史を知ることの出来るかなり勉強になるアニメです。
また北海道ではかなり馴染み深いアイヌの歴史や考え方・思想や料理などを知ることが出来、かなり面白いと思います。
おすすめ理由
なかなか道外の方はアイヌという存在自体を知る方が少ないと思うので、このアニメで触れてみるのもなかなか良いと思います。
北海道開拓の時代に生きた人達や、犯罪者の生き方を見ているとそれなりに考えさせられる内容がふんだんにあり、そこもまた面白いです。
北海道に住んでいてもこんなに詳しく地元のことを知ることはないので、そこも良かったです。
「日常」
このアニメの良いところは全く考える必要がないところです。多分1日流していてもほとんど疲れないと思う程、何も考えないアニメです。
ほとんどがギャグで構成され、そのテンポもかなり良いです。主人公たちのハイテンションなギャグだったり、かなり高度なギャグだったり、それを見るのがまた面白いです。
おすすめ理由
一話からなかなか飛ばしているアニメなので、そこも是非ご覧頂きたいです。特に疲れている時など、何も考えたくないけれど何か見たいときなどにかなりオススメなアニメです。
ぼんやり見ていてもほんのり笑えたり、実際に自分も体験したことがある!と思うリアルなシーンが多数あるのでそれを併せて探してみるのも良いと思います。
メイドインアビス
アビスと呼ばれる大穴に眠る秘宝を探し求める探窟家の物語。一見かわいい絵柄とファンタジックなストーリーに「お宝探しの話かな?」と思いがちですが、意外とハードなストーリー展開に目が離せなくなります。
おすすめ理由
アビスは深くなるにつれて階層に分かれており生き物も凶暴になっていきます。その最下層にいる母親を探しに行く主人公の少女・リコと素性も出生も不明な謎のロボットの少年・レグの冒険譚が描かれます。
登場人物の言動やアビスの生態系など謎が謎を呼ぶ独特のストーリーといい、かわいいタッチなのに結構エグい描写があるなどのギャップといい、大人向けの作品であることがわかります。
リコとレグの付かず離れずな距離感も絶妙で異世界ガールミーツボーイの物語としても見れます。
約束のネバーランド
ある孤立した施設で育てられている子供たちが、自分らを取り巻く世界の謎を解き明かしていくハラハラドキドキの物語です。
おすすめ理由
第1話ラストの衝撃的な描写や施設の謎を解き明かし自力で脱出を試みようとする展開は、敵の圧倒的な知能と戦力を前に子供たちがそれにどう立ち向かっていくのかまさに戦略バトルとでも呼べるものになっています。
子供たちがどういう知略を巡らせて敵の目を掻い潜るのかというコンゲーム的な見方もできるため、登場人物が子供中心だから…という理由で見ていない人たちはぜひ鑑賞することをオススメします。
ストーリー終盤にはかなりキツめの展開が待っていますが、それを超えるときの子供たちの成長を見たときにまるでずっと見守ってきた親のような気持ちになってしまいました。改めてこの物語のムゴさや切なさを感じます。
ナルト
登場人物のキャラが敵と味方関係なく1人1人際立っており、それぞれのキャラに感情移入しやすくなっている。またストーリーも面白い時と感動する時があり飽きません。
おすすめ理由
主人公が幼少の頃からストーリーが始まるので、主人公がどんな人間でどんな人に支えてもらってきたのかを視聴者は全て知っているため、主人公をずっと支えてきてくれた人が亡くなる時の悲しさが自分のことのようにとても強く感じることが出来ます。
しかし、アニメなので仕方ないけれど主人公が補正されていてなぜか瀕死状態でもギリギリで仲間が助けに来たりというような感じがあからさまによくあります。
ただ、最後が感動的で最後まで観ていて良かったと強く思うような作品でした。
ワンパンマン
主人公が強すぎるという設定だけでも面白いけれど、アニメでの主人公のやる気がない感じの声がぴったり且つ面白さが倍増していて良いです。
おすすめ理由
ワンパンで倒す前に敵にしっかり長く喋らせて、何度も攻撃させて疲れたところで倒すので、戦闘シーンも短くなく設定が設定なだけに難しいところをうまく工夫されてます。
主人公はただ単純にパンチするだけなので戦闘シーンの迫力差は敵の攻撃に全て委ねられているのも面白いですね。
また、同じヒーローであるキャラクターがそれぞれの特徴や攻撃の仕方があって、このキャラクターはどのような戦闘をするのだろうと想像して観ることが出来ます。
ただ、主人公がなかなか強さを認められず報われないという設定がなんだか歯痒く、その設定は必要だろうかと感じます。
ワンピース
とにかく伏線が多く、視聴者の考察記事が沢山あるほどストーリーが緻密に練られており、先が予想できない内容になっているのがワクワクします。
おすすめ理由
メンバー1人1人が仲間になるシーンが全てクオリティが高いし、感動出来る。また、食べると能力を手に入れることが出来るという悪魔の実のお陰でキャラクター全てにはっきりとした特徴があり、こんな悪魔の実があれば強いだろうというような想像も出来て楽しいです。
海軍という現実世界では警察のような正義の組織があり、その海軍にも沢山の個性的な登場人物がいて、しかもストーリーにも関わってくるので飽きません。
特に海軍の三大将はとてもかっこいい。まだまだ先が長くいつ終わるのか分からないストーリーだけど、最終回まで絶対に観続けたいと思えるような作品です。
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