今回は、2020年春アニメの面白かった作品をまとめました。もう、放送も終わったので一気見視聴しやすいので、まとめての視聴をしてみてくださいね。
継つぐもも
つぐももの2期目となる本作は1期と同様のバトルありお色気ありの内容となっています。
おすすめ理由
そんな本作では前期でかなり凶暴であったとあるキャラクターはガラっと大人しくなり、可愛さが楽しめます。
さらにそのキャラの成長も描かれるのですが、そのエピソードも緊張感があって良かったです。その後に登場してくる敵達は、まずその行動理由が深く描写されることで単なる悪役という感じではない良さを感じさせます。
相手にもやむを得ない理由があり、それにより双方の目的が絡む構成になります。そんな本作の問題点があるとすれば、それはラストがバッドエンドということです。3期目が無いと完全に消化不良となります。
しかしながら、おそらくこのラストは作風のターニングポイントでもあると思うので、ある意味ではここまでで良かったのかもと言えなくもないです。
新サクラ大戦
待望のサクラ大戦の新作アニメです。主人公達が一新されていて、大正ながらも新しい時代の物語になります。
おすすめ理由
前作までの蒸気機関を感じさせるスチームパンク感はなりを潜め、主人公達の乗機も現代的なロボデザインに改められています。この部分はサクラ大戦的にどうなんだろうと個人的には思いますが、格好良さがあり、新しさを魅せようという姿勢が伝わってきます。
新しい部分と言えば、本作は3Dアニメとなっています。3Dのアニメーションはうまく作品に馴染んでおり、違和感を感じません。(個人差はあるかもしれませんが)
戦闘シーンにおいても3Dであることは活かされており、敵と障害物の位置関係を利用した描写はリアリティがあって良かったです。
一つの問題点があるとすれば、それは既存のキャラクターの話をあまりしないことです。ゲーム「新サクラ大戦」の続編のストーリーなので、キャラの深い話はそちらで見るしかないという感じとなります。
「ギャルと恐竜」
テレビドラマ放送と一緒にアニメも放送されるというところで話題になりました。
おすすめ理由
恐竜といってもジュラシックパークに出てくるようなリアルなものではなく、かわいらしい恐竜がギャルと一緒に生活をするというほのぼのストーリーが面白かったです。
ストーリーは良くも悪くも浮き沈みがなく、ボケーっとして見ることができる日常アニメでした。あと、恐竜もギャルもどちらもめちゃくちゃポジティブであり、みていて元気がもらえるアニメでした。
原作がかなりショートな話が多く、このアニメも割とショートにまとまっているので、見るのにそこまで時間がかからず、そのところもよかったです。声優さんもばっちりあっていて満足でした。
「キングダム」3期
大人気漫画の続編であるが、制作がストップしており、現在アニメは休止中となってます。
おすすめ理由
今作は漫画でも非常に人気が高い、「合従軍編」を描いており、早期の再開が待たれる。中華統一を目指す秦に対し、李牧を中心とする、魏・趙・韓・燕・楚の5国が総攻撃を仕掛けてくる、秦にとっては絶体絶命のピンチになります。
この最大のピンチに、秦は国の全戦力、全頭脳を用いて、いかに戦うかが要注目。「キングダム」は主人公の信だけでなく、将軍や宰相の存在感がものすごく強烈で、どのキャラクターにも嫌なところがありつつ、見るものを引きつける魅力があります。
「合従軍編」は両軍とも、圧倒的な力のぶつかり合いというよりは、頭脳戦の方が強く出ており、どういう戦略を用いるのかも注目ポイントです。
「攻殻機動隊 SAC_2045」
ファン待望の攻殻機動隊シリーズの最新作。
おすすめ理由
今作は全てCGで作られており、アニメシリーズからのファンには違和感はあるだろうが、CGになったことでリアルな人物描写、迫力のある戦闘シーンに仕上がっています。
サスティナブル・ウォーの時代において、圧倒的な力を持つ「ポスト・ヒューマン」。彼らは敵なのか、敵という言葉すら当てはまらない、新たな支配の中心となるべき人物なのか。
本編はポスト・ヒューマンがどういう存在であるかを描きながら、そこに至る経緯、心理も描き、見るものを引きつける。そうでありながら、攻殻機動隊シリーズの良さ、チームワークも存分に出ており、絶対に見ておくべき作品です。
「イエスタデイをうたって」
1990年代後半と思われる時代設定で、学生時代、社会人で少しでも仲間との思い出がある人は、必ず共感できる良作です。
おすすめ理由
いつまでもモヤモヤして、一向に進展しない、学生時代の同級生男女2人と、その周りで熱烈に行為をアピールする若者たち。
どのキャラクターもどこかエキセントリックなところがありながら、何か共感できる部分があるところがとても良い。人はだれしもつらい過去を持っている。そういった過去を持ちながらも、人は前に進んでいかなければならない。
つらい過去がない人なんて、ほとんどいない。前を向くことで人は生きていける。そういった前向きな気持ちを持たせてくれます。
「波よ聞いてくれ」
原作マンガは沙村広明先生が描く作品となっており、絵が劇画たっちで結構迫力があるものに対してアニメはどうなるという思いでみたところなんと、CGをつかった作画になっていました。
おすすめ理由
個人的にはもうすこしクラシックに寄せてほしかったと思うところではありましたが、迫力はあったので良かったです。
地方のラジオパーソナリティを行うことになるところから話がスタートするといういままでにない話の展開となっていて、漫画では伝えづらい気持ちの心情などがわかりやすく演出されていてよかったです。
なによりラジオのシーンが迫力があり、絵だけでは伝えづらいシーンが多かったので、今回のアニメは成功ではないかと感じます。
原作ファンはもちろんのこと、原作を見たことがない方にも見てほしいアニメです。
かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~
すでにシーズン1としてアニメが放送され、ばかばかしくも甘酸っぱいストーリーが話題となり人気となったアニメです。
今回のシリーズでは、会長とかぐや様、書記の藤原さん以外のメンバーにも焦点があてられ、石上くん、早坂さんなどなどほかのメンバーがフューチャーされていたのがうれしかったです。特に早坂さんについては、原作を読んでいるころからファンだったので、登場シーンが多く満足でした。
相変わらずかぐや、会長の間柄はそのままでしたが、甘酸っぱい気持ちにさせられるのはこのアニメ独特の感じであり、面白くもあり、ドキドキする最高のアニメだと思います。シーズン3も期待しています。
おすすめ理由
2期目となる本作は「天才たちの」と言う部分が前作からさらにすっ飛んでおり、「恋愛脳たちの」と言っても過言ではありません。今回は主にかぐやが主役っぽい感じの印象で、彼女方向の恋愛脳的事情が面白く描かれます。
シリアスな回も途中にありますが、主人公の良さが引き立つ回で印象的です。恋愛物の重要な描写の一つに「なぜ好かれるのか」という部分に対しての説得力がありますが、それをしっかり見せられていると思います。
本作における藤原書記のキャラクター性も相変わらず面白く、見ていて飽きません。ラストにかけてのシリアスさはかなり陰湿な流れでもあるので、この部分は人を選ぶかもしれません。しかし、本作は全体的にはコメディタッチで楽しい作品です。
まとめ
今回は、2020年の春アニメのおすすめ作品を紹介させていただきました。
気になったアニメ作品がありましたら、是非視聴して見てくださいね。
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